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2017-11

性的欲求の2つの面 - 2012.09.26 Wed

9月19日のツイッターより

少なくとも男性の側においての話だが、どうも性的欲求の方向は2つあるようだ。ひとつは生物学的な欲求、もうひとつは生態学(社会学)的な要請である。

生物学的な欲求は、言うまでもなく生殖のための本能であり、生態学的な要請とは、征服欲というのが近い。

生物学的な欲求の方が強い場合、その情緒的な方向は「自己解放」という色合いを帯びるし、生態学的な要請の方が強い場合、「他者(女性)への抑圧」という色合いを帯びる。

夫婦間の問題でカウンセリングに訪れる女性の場合、その夫は後者の欲求をより強く持っているケースがほとんどすべてである。

その他者抑圧の欲求には、まずたいていの場合、きわめて陰湿な形でサディズムが潜んでいる。

日本人の歴史においてもっとも爆発的な人口増加がおきたのは、戦後、つまり団塊の世代においてだろうと思うが、それが敗戦の直後であるというのは意味深い。

なぜかというと、戦争における敗北と米軍による占領支配は、とくに日本人の男性性(男性としての矜持というべきか)をひどく損ねるものであり、内向した男性性は補償的に征服欲を刺激し、性欲を増長させたと考えられるからである。

団塊世代の人すべてに当てはまることではないが、日本人の歪んだ征服欲の結果として誕生した団塊世代。その人々に多く見られる競争意識、どういう方法であれ勝つことこそが最終目標という性質の基本的な部分は、そこからきたのではないかと思う。

現代の日本では、いまだこうした面を色濃く引きずっている。

それは同時に、アメリカ・コンプレックスの裏返しでもあるということだ。


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